「琴線」

車でラジオを聴きながら仕事先に向かっていたら
男性のパーソナリティーがこう言った。

「“つまらない大人にはなりたくない”って今も思っているんです」。

耳にスルスルと入ってきて共鳴した。
何だかそのベタな言葉、メチャクチャ聞覚えがあり、
本当に同感だ。

ラジオの声のひとフレーズや新聞のちょっとしたコラムなど
どーんと身体に入ってくることがある。
たぶん、何かをぐるぐるとずーっと考えていて、
それを的確に表現している言葉に出会った時になる現象だ。
まさに響いたその言葉。

その素敵な声の主は佐野元春。
80年代から音楽活動を続けるミュージシャン。
全然つまらなくないかっこいい大人だ。

その言葉は「ガラスのジェネレーション」の歌詞です。
(「ガラスの10代」ではございません)


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