「雪かきの流儀」

雪かきがへたくそだ。
あちこちさわってしまうので、
一度横にずらした雪山をまた移動する様な
面倒なことになってしまう。
その姿、北海道出身ではないことは一目瞭然。

上手い人は
端から順番に進めていき
反対側の端に行く頃には
キチンと終わる。
または、手前(主に家側)から順に進めて行き
道路よりの雪を積むところで終わる。
ベテランの中には、巧みに雪の塀を積み上げ
冬場だけ家の敷地が若干大きくなる人や
家庭用の除雪機で何事もなかったかのように
玄関先をキレイにするつわものもいる。

一方
降ったら降ったまま、雪に埋もれた
孤島のような家もある。
郵便屋さんも困惑の雪中行軍。

まぁまぁ。
春になればとけるからさぁ。
ねぇ。


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