「やかまし村」

クリスマスが近づくと、毎年“もう一度見たい“と思う映画がある。
スウェーデンの小さな村のこども達が日々の出来事をつづる
楽しい物語だ。

村には3件の家しかないので、
年齢の違う6人のこども達はいつも行動を共にする。
中でも学校帰りの吹雪のシーンや
こども達だけの年越しは
とても好きなエピソード。
モノが豊かなのではなくて、日々の小さなことが大切。
こんなこども時代が送れたら幸せだ。

映画の中では、ぜいたくではないけれど
整った家の雰囲気や
季節や行事に合わせたしつらえなど
その国の暮らしが見える事も
とても楽しい。

「かもめ食堂」が日本から見た北欧イメージとすれば
「やかまし村」は素朴な素の北欧のような気がする。

「やかまし村の春夏秋冬」(1986年スウェーデン)

今週読んだ本
「黒地の絵」松本清張著


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