「辛子明太子」

東京の母から福岡の辛子明太子がお歳暮で届いた。
お中元もお歳暮も辛子明太子。
この明太子、取れるのは概ね北海道。
北海道で取れた明太子を
福岡で辛子のだし汁に漬け込んで熟成させ
それを東京の母が
母のそばに住む姉に頼んで
北海道の娘(福岡生まれ)に送る。

明太子にしてみれば、長旅だ。
おつかれさん。

私が白いご飯と漬け汁を持って
釧路漁港辺りに行った方が早いのではないか。
とも思わなくもないが、
白いご飯にのせて食べると
やはりうれしい。

母に何か気の利いたものを返したいが、
小躍りするほど大喜びさせる一品が思いつかない。
(母は心配性のペシミスト)

お菓子→たくさん食べない。
カニ→大変。
肉→油っこい。
レトルトおかずセット→味に飽きる。
ソーセージセット→父がみんな食べちゃう。
だからと言って身に着けるものを送っても、、、
→仕舞い込んで使わない。

でも、思いつくだけ全部送っても贈り足りない。

かけがえのないひと。


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