今晩は父さん不在なので手抜きを悪だくみ。
というわけで、子供達と三人で近所の中華料理店へ。
入り口の小さな黒板に
「唐揚げ定食」の文字。
おススメなのだな。
席についてメニューを見たところで、
唐揚げモードに入っていたこども達はそれ以外考えられないらしく
それぞれに「唐揚げ定食」を、
私は下の子が“食べたことない“というので「天津飯」を注文。
そしてちょっと豪華に「えびのケチャップ煮」を頼んだ。
マンガと新聞で空腹を紛らわしていたら
最初に天津飯が登場。
甘めのたれが腹ペコ3人組にしみわたる。
三人でかに玉をつついていたその時。
唐揚げ定食が来た。
お~、多い。
ご飯、ザーサイ、スープ、サラダ、唐揚げが10個ぐらい。
しかも、その唐揚げをご丁寧に全て半分に切ってあり、
その切った面を下にして皿にきれいに整列させてある。
(だから20個に見えるわけです)
あっけに取られていたら、当然、もうひとつ来た。
おじさんは、
「トンブリ使ッテシマッテ小サイ茶碗シカナイカラ、コハンドントンオカワリチテネ」
と言い残し、厨房へ戻った。
まさか、とは思ったが
想像したとおり
大きなエビが12尾も入ったエビのケチャップ煮が
今度はおばさんと共に攻めてくる。
この時点で腹十分目。
唐揚げをお持帰りすることに決めて
出来たてのエビを食べることにした。
腹いっぱいなのにおいしい。
そこに、
「コハン、タリナイカラ~」
おばさんが白いお椀にご飯を持ってきた。
さすがに、ご飯は丁重にお断りして、目の前のお料理を食べられるだけ頑張った。
我が家の一回分の夕食はまかなえる
大量の唐揚げを袋に入れてもらって
お会計した。
本当に腹いっぱい。
「食べたね~」と三人でタヌキのように腹だいこをたたいていたら
ふと、気付いた。
店にいた8人グループとカップルは
私達が入る前から食べていて、
帰る時にも食べていた。
恐るべしメガもり飯店。
2009/12/08(Tue) 21:41:04